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【国試浪人必見】獣医師国家資格に落ちた時の就職先や対処法を解説します

獣医師国家資格に落ちた時の就職先や対処法を解説します

今回の記事では、インタビュー形式で「獣医師国家資格に落ちたときの就職先や対処法」というテーマについて深掘りしていきます。獣医学生の方、国試浪人の方にとって参考になる内容になっていますので、是非参考にしてください。

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高山:どうも獣医師チャンネルの高山です。

のぞみ:のぞみです。

藤野:藤野です。

高山:本日は国試浪人必見、獣医師国家資格に落ちた時の就職先や対処法というテーマでお話していきます。

このチャンネルでは獣医師で転職を考えている方、獣医師になりたい獣医学生の方、獣医師の働く環境を知りたい方に向けて有益な情報を発信しています。ぜひチャンネル登録よろしくお願いします。それでは行きましょう。

獣医師国家試験について

獣医師国家試験について

高山:では早速お話進めていきたいんですが、まず獣医師の国家試験について、のぞみさん、あまりイメージが湧かないところもあると思いますので、藤野先生から学生がどういう流れで受けるのか、ざっくりでもいいのでご説明いただけますか。

藤野:まず獣医学科で6年制って知ってます?

のぞみ:6年制…4年じゃなくて?

藤野:6年間通います。6年生の2月のどこかで国家試験というのが丸1日あります。それに向けて、学生によっても違うし、入っている研究室によっても違うんですけど、例えば自分の卒論が終わったらとか卒論前からやっておくと、だいたい1年ぐらいかけて国家試験の勉強します。学校でも国家試験対策委員会みたいなのがあって…今ないのかな、模擬テストとかやります。

高山:確かに聞きますね。10月とかそれぐらいに。

藤野:模擬テストやって、自分この辺だなっていう。この学校の中で100人いたら、やっべ90何番だって。1回俺、90何番で150人中120何番とかで「やっべ」って思って、そっから勉強しました、というのがあったりとか。そういうちょっとケツを叩かれながら、2月に向けて勉強して、合格発表が3月ですよね。3月にあって、そこで晴れて獣医師になって、4月から就職する。これ短いんですよね。

のぞみ:めっちゃギリギリ。

藤野:そう。わかんないよね。で、落ちちゃうと国試浪人というやつですね、今回のテーマの。

高山:イメージ湧きますか?就職先はせっかく一生懸命…前回の動画でもありましたけどフィーリングとかそういうね…阿吽の呼吸を意識して内定もらったのに、国家試験落ちちゃうんですよ。

のぞみ:国家試験受ける前に就職活動してる?

高山:今まさにもう内定5月6月でね、もうほぼほぼ終わってるんで。

藤野:ただし試験に受かってないと採用しませんみたいな条件がある、という感じなんですよね。

高山:実際でもどうなんですか?毎年合格率っていうのが出るんですよね。何パーセントぐらいですよって。普通にやってればほとんど受かる試験なのかなっていう。前年ぐらいまでは90%弱ぐらいで推移はしてたじゃないですか。

藤野:そうですね。年代によってちょっと違うっていうのもありますけど、だいたい90%前後っていうのが多いですよね。

高山:真面目にちゃんと勉強してればまあほとんどは受かるだろうと。もちろん簡単じゃないですよとは言われてはいますけどね。

藤野:僕昔の話ですけど90%は10人1人ぐらいじゃないですか。「やっぱな」っていうやつが落ちる。たまに「なんでこの子が」っていうのもあるけど「やってないじゃん」っていうやつもいる。

高山:どんな勉強をされるんですか?

藤野:今とちょっと違うかもしれないですけど、範囲っていうのは決まっているので範囲のところをもう徹底的に。大学の入試と同じだと思うんですけど、大学だと赤本みたいな過去問やってるじゃないですか。そういったのもあるんですよ。そういったのとかグループになって勉強会みたいなのとかやってるとか。そういうのでいろいろやって、最後の3ヶ月ぐらいはもう個々に「あいつ学校来ないな」みたいなやつでやってます。

高山:じゃあ大学によっては例えば講座みたいなのもあったりもするのかなっていうイメージあったんですけど、過去ありました?そういうのって。

藤野:大学が用意してくれたっていうのはなかったですけど、各々そういう自然な流れが代々あって、研究室ごとなのか仲のいい友達なのか、一人でやりたい人は一人でやるっていうので情報を共有しながらっていうので、みんなで頑張ろうという感じですね。

高山:なんか普通の4年生の大学だとそういうのがないじゃないですか。だからあんまり一個一個大学で取ってた授業、講座、講義、ただ出席して単位もらうだけっていう目的でやってたから、全然やっぱ違いますね。

藤野:国家試験っていうものがね、そこ受からないと始まんないんですよ。

獣医師国家資格に落ちたときの就職先

獣医師国家資格に落ちたときの就職先

高山:その上で、先ほど話があったとおり獣医師の国家試験が実施されて、3月の中旬ぐらいに発表されるんですけれども、万が一落ちてしまったときの就職先。先ほどの数字で言うと毎年10%ぐらいは落ちてしまうって状況なんですけれども。実際、私がエージェントやっててもいるんですよね。担当してた学生さんが。

藤野:10人に1人いるわけだからね。

高山:やっぱりいるんですよ毎年、数人。基本的には、先ほど藤野先生もおっしゃったとおり、獣医師ではないわけなんで、卒業できても免許落ちちゃってるわけだから、内定を出した病院さんも採用のしようがないと言われるんですよね。やらせる仕事がないので。だから取り消しになる可能性はあるんで、そっちのほうが高いですかね。

藤野:どういうパターンがあるんですか?

高山:大きく2つですね。取り消しか1年待ってくれる、もう1回チャンスくれて。

藤野:内定が1年間伸びる。

のぞみ:めっちゃいい病院ですね。優しい。

高山:やっぱりそこの情が先生方もあるみたいで、1年待ってあげると、学生はその間もやっぱり焦ってるんで、病院でその助手的な感じで働きたい、お手伝いしたいっておっしゃるんですけど、ちゃんと学生のことを考えてくださってる先生たちは「いやいや、勉強しなさい」と言ってくれるケースが多いですね。だからパターンはその2つですね。伸びるか取り消しか。

藤野:これってでも動物病院以外だとどうなるんですか?公務員とか。

高山:獣医師としての採用になるんで、内定取り消しでしょうね。

藤野:公務員は逆にそこは厳しいよね。

高山:事実は分からないですけど、となりますよね。だって一般職の枠ではないわけなんで。

藤野:まあそうですね。一般職で受けてなければ、獣医師枠で受けてるんだったら、獣医師にならないと仕事がないですからね。

高山:企業も一般企業だと研究職とかが分かりやすいとこですかね。獣医師さんが働かれるところって。多分ですけど、別に獣医師免許が必須じゃない企業もあるじゃないですか。そういうとこだったらどうにかなるかもしれないですけど、フード会社とかですかね。ワクチン会社とか動物系のああいうところだと内定取り消しになるんじゃないですか。

藤野:なるんですかね。

高山:獣医としてだって採用してるわけですから。

藤野:そうですね。

高山:ちょっと聞いてみます今度。

藤野:聞いてみてください。

高山:気になりますね、それ。

のぞみ:落ちた人はもう浪人する人が多いんですか?辞めちゃう人もいる?受けること。

高山:感覚では1回目だったら、もう1回チャレンジする人がほぼ100%。

藤野:そうですね。1回は再チャレンジします。でも2回目3回目どんどん合格率は下がるんですよ。90%じゃないんですよ。国試浪人の人、昔なんか見たことなんですけど、多分半分以下なので、どっかで諦める。

のぞみ:心折れちゃう。

藤野:心折れる。

高山:それはそうなっちゃいますよね。年齢としても30超えてきちゃったりすると、一般業界に行っても厳しくなっちゃうから。

藤野:そうですね。だってそもそも24で卒業だから、普通の新卒でどこか企業に入るのでもう2年上だからね。

高山:ちょっとなんかあれですね、この話は暗くなっちゃいますね。

藤野:明るくしよう。

高山:そうですね。今マイナスな話ばっかりになっちゃってるんで、希望を持っていただきたいところがあるので。ただまあ安心していただきたいのが、これ表現難しいですけど、ストレートに言うとやっぱり獣医師さん困ってる動物病院が圧倒的に多いじゃないですか。だから就職先はあるんですよ。選ばなければ絶対に。それがやっぱり一般業界とのちょっと違いなのかなと思うので、もう落ちちゃったら仕方ないので早めにその就職先を決めて、もうとにかく勉強するしかないですよね。

藤野:そうだね。国家試験の勉強はやればいいじゃん。でも多分僕ら6年生の時に丸々1年間国家試験の勉強してないんですよ。これ以外にもいろいろやってるじゃないですか。そこでなんかピンチをチャンスというか。なんかした方がいいですよね。

高山:そうですね。でも今だと各大学で卒業してもお金払えばまた国試対策も受けられたりもするし、お金に余裕があればお父さんお母さんに頭を下げて予備校も確かありますよね。

藤野:そうなんだ、新しい。

高山:獣医師免許とかの浪人生を受け入れる。金額どれくらいか調べたことないですけど。

だからそういう勉強をしてますっていう根拠があれば、就活先の院長先生とかもね、「次は受かりそうだな」ってなるんで。モヤモヤしてないでアクションを起こすことが重要ですよね。ちょっとこれで明るくはなった感じですかね、希望が出てきたというか。

国試浪人になった場合の対処法

国試浪人になった場合の対処法

高山:最後ですね、国試浪人になってしまった場合の対処法なんですが、対処法。

藤野:いや難しいですね。まず内定もらっているところに報告っていうのは、合格発表終わったら速やかにしていただく。速やかにして、まずは謝るしかないんですよね。その中で今後どうするかを一緒に考えてもらうなんだろうけど。エージェントが入っているとそこも一緒に就職先と就職者と間入ってやり取りをしてくれるんですかね?

高山:そうです。基本はエージェントが全部。まずエージェントから国家試験終わったタイミングで聞くんですよ、感覚的にどうだったかって。で、受かってる子はもう即答なんですけど、ちょっと怪しい子は「ごめんなさい」っていう、だいたい回答が来るんで、そのタイミングで就職先に「ちょっとやばそうです」っていう。2月の時点で先に言っとかないと、病院としては急に入社する2週間前に「入る予定だった先生が来なくなる」っていうのはかなりの障害というか、なんて言うんでしょうね。

藤野:そうですね。

高山:損害出ちゃうじゃないですか。

藤野:計画してますからね。「この人辞めるからこの人取ったのに、この人も来ないじゃん」みたいなところで。じゃあどうするか、1ヶ月あってもどうかってのもあるけど。まだね。

高山:だからもう本当に藤野先生言うとおり凹んでるのは分かるけれども、もうすぐ言わないといろんな人に迷惑かけちゃうっていうぐらいのことだというのは理解はしていただきたいですね、社会人になる人として。

藤野:じゃあその上で、そのあと1年間の過ごし方なのか、もし来年の国家試験を受けるとしたら、その前の1年間どうするかってとこですよね。大体どういうパターンの人が多いんですか?

高山:エージェントの登録されてる方、まあざっくり600人ぐらいですかね。そのうち動物病院に働く人300人ぐらいで、ベースで言うと就職先でバイトしてる方が割合としては多いかもしれないです。10月ぐらいまで。

藤野:エージェントから言ってもらったら、意外と受け入れてくれるんですか?

高山:くれるところが多いですね。

のぞみ:どういう内容のバイトなんですか?その受付とか?

高山:医療行為ができないんで、免許が。そうだから受付とか雑務とか。ただ次で受かる前提で院長先生方も考えてるんで、補助で入ったとしても病院のその動線とか診察のオペレーション流れが理解できるから、来年4月1日に入った時に「よーいどん」ではなくて、一定の動きが分かる。戦力とまでは言えないですけど、そこを目的にとってる方が多いですかね。

藤野:ちょっと違う話だと、4年生5年生ぐらいからずーっとアルバイトで来ていた学生がいたんですよ。その子は国家試験受かってスタートしましたけど、この間の積み上げってかなり違って。新卒で同時期に入った人よりもすぐに治療もできるので。知識はね、知識で必要なんでしょうけど、その病院の中の流れは看護師さんみたいな立ち振る舞いをすると思うので、そういったのは結構そのピンチをチャンスという意味では、しといた方がいいかもしれないですね。

高山:決して出遅れたってことにならないですかね。そこでちゃんとアルバイトをやって。

藤野:どちらにしても1年目なんて大したことやらせてもらえないから。

高山:ここまではメンタル的なところは置いといて、まずは報告。まずこれは絶対で。可能であればアルバイトとして看護的な業務だけでもやらせていただくと。

藤野:それがダメだったらどうするかですよね。

高山:それがダメだったら個人的にはもう学生時代よりも勉強に時間が取れるので、勉強してください。一人でできなければ予備校行くなりしてくださいっていうところしかないかなと、最終。

藤野:それは国家試験用の予備校があるんですね?

高山:予備校があるみたいですから、そこに。ちょっとどういうプランかわからないですけど、そういうのも実際あるんで、受からないと始まらないんで。

まとめ

高山:いかがだったでしょうか。今回は国試浪人必見、獣医師国家資格に落ちたときの就職先や対処法について紹介していきました。

今回、国試浪人の方に向けてのお話だったんですが、のぞみさん、これ結構深刻じゃないですか?

のぞみ:結構そうですね。

高山:就職先決まっても10%ぐらいの学生が落ちちゃって、獣医師になれないんですよ。

のぞみ:その不安を持ちながら試験を受けるのが、私は絶対無理だなと思って。

高山:もうちょっと早い時期にやってあげてもいいんじゃないかと思いますけど。その辺は藤野先生ちょっと総括を。

藤野:めちゃめちゃな振りだね。

高山:僕らはもっと早くやってもいいんじゃないのとは思いますけどね、国家試験をね。

藤野:あーなるほど。それはある。全然話関係ないけど、卒業旅行行けないんだよ、国試があるから。2月じゃん。普通その辺に行くじゃん。受かっているか受かっていないか分かんないのにさ。それを少しギリギリの人ってさ、楽しめなくないっすか。

高山:行かないですね。

のぞみ:それもあって前倒しに。

藤野:前倒しはいいですね。でもそれはそうですね。別に6年生の最後じゃなくていいわけだから。5月6月とか。

高山:そうですよね。

藤野:全然できるはずだし、6年生もう授業終わってんだからね。できるんだよね。やってもらったらと思います。

高山:追試とかもその在学中に。これたらればの話なんでしてもしょうがないですけどね。

藤野:で、実際じゃあ落ちた人どうするかですよね。まず落ちないこと。落ちないこと。ちゃんと勉強すること。ただ最近ちょっと合格率悪いからね。この要因が何なのかちょっと僕分かってないんですけど。何なんですか?

高山:学生の数が増えたっていうのが、ありますよね。

藤野:まあでも本当に6年間行ってて、大学に入学することが目的じゃなかったはずです。獣医師になることが目的だったということで言うと、まず獣医師のスタートラインに立つために6年間無駄にしないっていう意味では、ちゃんと早い時期から、自分が勉強できるかどうかわかんないですけど、心配な人は例えば5年生4年生からやってもいいわけですし、浪人生向けの国家試験の何か予備校があるって言ってますけど、別に6年生から行ってもいいわけでしょ。もう早い段階からどんどん行って、5年生でもいいわけだから、ちゃんと対策をしておきましょうっていうのが落ちないっていうことを前提に。落ちちゃったらもう落ちちゃったで、メソメソしてもしょうがないので。まあ1、2ヶ月休むのはいいけど、休みすぎて何やってるかわからなくならないように、ちゃんと勉強しましょう。来年受かりましょう。で、いいと思います。

高山:ありがとうございます。

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最後までご視聴いただきありがとうございました。

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