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獣医転職でよくある3つの失敗パターンと改善策とは?

獣医転職でよくある3つの失敗パターンと改善策とは?

今回の記事では、インタビュー形式で「獣医転職でよくある3つの失敗パターンと改善策とは?」というテーマについて深掘りしていきます。獣医師が転職する際に失敗するパターンについて解説していますので、獣医師で転職を考えている方、獣医師としてこれから就職しようとしている方にとって参考になる内容になっていますので、是非参考にしてください。

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獣医師が転職する理由

獣医師が転職する理由

高山:では早速、獣医師が転職する理由について話していきたいんですけれども、私なんかは獣医師の先生ではない一般職なんですけれども、今40歳なんですが、何回ぐらい転職したか知ってますか?藤野先生

藤野:私は知らないですよ。どれくらい?

高山:私がここの会社に入ったときはジョブホッパーと呼ばれていまして、かれこれ4回か5回ですね。

藤野:4回、5回くらいっていうのはどうなんですか?

高山:最後ここに来たのが33、34歳ぐらいなんで、それまでで4回ぐらいはやってますね。

藤野:10年くらい?

高山:10年ぐらいで4回。まあまあ、結構転々としてるんじゃないかと思います。

のぞみ:それは多いんですかね?平均ではない?

高山:どうなんでしょう?感覚的には多い…

藤野:履歴書にこう…入社、退職、入社、退職…あれ嫌だよね?

高山:1年ぐらいで職が変わってる感じなんで、やっぱり突っ込まれましたね。

藤野:なら多いんですね。

高山:多い。

藤野:多いのか短いのかだね。

高山:そうです。多分短いのかなという感じですけれど、当時振り返ると、雰囲気がちょっと人間関係とかそういうので、他責にして他の環境に行こうかなと考えていることが多かったかなと思いますね。

藤野:自分がですか?

高山:自分がです。

高山:まわりもだいぶそうでした。今はだいぶ大人になったので他責にせず、みんな仲間なので家族なので、やっていますけれど、ちなみに、獣医の先生も結構今の市場感だとみんな転職してるイメージがあるんですけど、どうなんですか?

藤野:まず転職のきっかけが、1年目の大体半年ぐらい、普通の会社さんでも半年くらいで辞めたというのをよく聞くんですけど、1年未満と1年とあと結構多いのが3年同じところにいてからその後次に行くというケース。

のぞみ:なんで3年なんですかね?

藤野:わからない。

高山:一般的にも3年ってよく言われるような感じしますけどね。

藤野:そこでやっていることが3回シーズンが来るじゃないですか、だから同じことを3回やると飽きちゃうのかな、と思いますね。

高山:それで3年周期くらいで獣医の先生方も転職している感じなんですね。

藤野:と、思いますね。

高山:実際にキャリアアドバイザーとして人材紹介として中途の転職希望の獣医師の先生と話すんですけれど、一番多い理由は「スキルを上げたい」という感じですかね。さっきの藤野先生が言っていた、3年で飽きちゃうみたいな話につながると思うのですけれど、「スキルを上げたい」「もっとレベルの高いことをやりたい」という先生は結構多い印象ありますね。

藤野:そうなの!?

高山:言われます、言われます。みんながみんな人間関係がとか、もっと楽に働きたいというよりは、お医者さんですから、もっとレベルを上げて飼い主さんやワンちゃん猫ちゃんを救いたいという方も多いんじゃないですかね。

藤野:そうなの!?

高山:そんな突っ込まなくても、実際そうなんでね。それ以外だと、うちの人材紹介のアンケートといいますか調査で言うと環境改善ですね。先ほど私の方でも人間関係の話が出ましたが、職場の人間関係や労働条件ですね、勤務時間とかお休みとかこの辺りのところでもう少し良いところがあるのではないかと転職を検討している方もいらっしゃるようです。最後が給与ですが、これも一定数はいる感覚があるのですが、自分の評価と経営者の評価がミスマッチになっていて、もう少し給与がもらえるのでは?といったところで探されている方もいらっしゃいます。

藤野:本当のところはどうなのかというのが俺はすごく気になってる。

高山:それはどの部分にですか?本当のところというのは。

藤野:だって1年目とか3年目でスキルアップで転職する必要ある?って思うんですよね。

高山:実際そんなことはないですか?

藤野:そんなことあるのかね?

高山:素人でいうと先ほどの話ではないのですけれど、3回も同じことやっていろいろ身につくじゃないですか。もう少しレベルの高いことをやりたいみたいなことが出てくるのかなと思ったのですけど。

藤野:表面的には同じことをやるんですよ。でもポジションというか自分の知識も能力も変わってくるから。大体多分3年目ぐらいから、自分がメインで患者さんの診察をするとか、手術するとか、治療するとかっていうのが増えてくるタイミングじゃないですか。やっとその職場で自分の認知度も上がって、自分の能力もそこの職場で生かせる能力がついてるわけじゃないですか、3年たったら。転職する?

のぞみ:逆に居たいかもしれない、転職せずに。

藤野:そうだよね。だからスキルを上げられるんじゃない?そのままの方が、って思っちゃうのは違うんでしょうか?

高山:そうですね。私もエージェントとして結構話はしていたんですが、いやまさにそうだなと思っていて。いやいや3年は早いでしょうと。もうちょっとやるべきことあるでしょうっていうところがやっぱり感じますね。だから結局環境のせいにして、さっきの他責って言葉じゃないですけど、外に出ればねもっと高く飛べるんじゃないかみたいなちょっと誤解されてる方は多いような気がしますね。

藤野:本当のところどうなのっていうのを自分の中で転職する自分でちゃんと分かってないと多分失敗するから。

高山:私たちもね、紹介するじゃないですかそういう先生を「キャリアアップしたいです」なんていう理由言うと突っ込まれるんですよ、紹介先の経営者の方から。

藤野:経営者。

高山:藤野先生と同じように多分そこ本質じゃないんじゃない?なんて言われたりするんで実際はどうなんでしょうね。難しいところですけど。

藤野:転職先の先生も今いるところの院長先生もバレてるから。

のぞみ:見透かされている。

藤野:バレてるというのを思って転職した方が良い。

高山:なんか一般的に獣医の先生ってどれぐらい経験を積んだらスキルアップっていうのはいいんじゃないかってなるんですか?

藤野:一定以上のことをちゃんとやっている動物病院であれば、いつまでいてもスキルアップはできるはずなんですよ。別に動物病院を変える必要ないから。そこで自分がどんだけその中で最大限学ぶかっていうところだけだと思うんですよ。教えてもらおうと思ったらもうだめだから。

高山:その時点で…

藤野:例えば週4勤務にして他の専門医とか大学病院で研修するとかっていう交渉はありだと思うんです。辞める必要は絶対ないと思っていて。あとは本当に自分がペーペーなのか1年目なのか、副院長なのか、院長がいたとして副院長レベルなのかによってやる仕事全然違うから。そこでスキルアップできるんだから転職しなくていいよと言うと、高山さんの仕事を奪っちゃうんですよね、それだと。

高山:それだと、ちょっと困りますね。

藤野:それは困りますよね、だけどそう思います、という感じです。

高山:転職はどんどんしていただきたいんですが、いろいろ複雑な…

藤野:ちょっと矛盾があるね。ここまでにしとくわ俺。

高山:そうですね。

獣医師転職の失敗①給与が思ったより低い

給与が思ったより低い

高山:では続けてよくある獣医転職の3つの失敗パターンと改善策について話をしていきたいんですが、私がやってるペッドエージェントに登録いただく中途の獣医の先生から話を聞くと、転職したんだけれども、条件が面接の時と違って実際にもらった給与が言われたものより低かったなんて話はそこそこ出るんですけど、こんなことってあり得るんですか?そもそも。

藤野:どうなんだろうね。ちゃんと聞いてないのかもしれないなっていうのをちょっと転職先のフォローとしては…。思い込み、こうだからこうなんだっていうふうに求職者は思っちゃうし、転職先の院長なのかその面接した人たちはこういうつもりで言ったのにっていうここのなんかつもりなんじゃないかな。

高山:一般業界が偉いとは言わないんですけど、動物病院の転職って口約束が結構多いじゃないですか。書面で残すとかエビデンスがないんで結構その言った言わないは多いですよね。

藤野:多い。

みすの:それで揉めちゃうことは多々…?

藤野:やっぱり書面に残してても、残ってないところこう言われてましたっていう思い込みっていうのもあるから、どこまでその書面っていうものを書くかだけど。自分で3つぐらいちゃんとなんか聞いて確認して、それこそ自分で書面に残すとか、書面に残せないこともあるじゃないですか。

高山:まあそうですね。こんなこと言ったら敵増えちゃいますけど、リテラシーがちょっと低い人が多いかなっていう感じが…

藤野:大丈夫?敵増やしちゃって。

高山:いやでもこうやって言っておかないと、私がねエージェントとして…

藤野:はい、質問です。どっちのリテラシーですか?

高山:これで言うと転職者側かもしれない。

藤野:そうなんですね。予想外だった。

高山:ポイントが分からないままなんとなくいいことだけ聞いて希望を持って入ってしまうっていう。

藤野:ちゃんと事前にここを聞いとこう、ここは確認しておこうとか、例えば労働基準法とかそういうとこも含めて最低限の知識がないと会話にならないね。

高山:あとは前提として、なんで転職するんだって話ですよね。だからそれが結局給与なのか労働環境なのかステップアップなのか、そこが多分最終的にずれちゃうから、入ったら条件違ったんですっていうような話にもなるかもしれないんですけど。給与改善のための転職っていうわけでもないんでね、全てが全て。

藤野:確かに。これ穿った言い方すると、スキルアップのために転職したなら給料二の次じゃね?

高山:そうなんですよ。矛盾がやっぱり生じてるんで。誰かが正してあげないといけないっていう感じですね。なので、そういう労働条件のところの相違というのは、はっきりってつまんない話なんで、事前にちゃんと何を明確にしておくべきかリサーチしてくださいと。それができないんだったらペッドエージェントに登録してくださいという話です。全部代理でエージェントとしてやりますから私の方で。

のぞみ:まとまった。

藤野:素晴らしい。

獣医師転職の失敗②労働環境が劣悪

労働環境が劣悪

高山:次がですね、これもまあ似たような話ですね。労働環境が劣悪っていうところ。面接の時はすごい雰囲気良かった、院長先生優しかったけど、入ってみたら全然違ったなんてこともちょこちょこ聞くんですけど、まあ1点目とほぼ変わらないですね。言ってしまうと、もうこれ労働環境が劣悪と言われても、その人にとっては劣悪かもしれないですけど、じゃあ何を基準として評価してるんだって話じゃないですか。

藤野:何ですかね?

高山:何なんでしょうね?これは。でもねやっぱりでもよくありますよ。学生でもすごく雰囲気がいいところを紹介してください、高山さん。院長先生優しいところがいいですって言っても、高山が思う優しいとその方が受け取る優しさって違うんで。

のぞみ:全然違いますね。

高山:全然違うんじゃないですか。数値化できますか?優しさとかって。

のぞみ:できないです。

高山:できないですよね?

のぞみ:しかもなんか昔の子たちは耐えられても…なんて言ったらいいんだろう。

高山:けどお若いですよね?

のぞみ:多分私たち世代の人は厳しい環境で育ってきた人が少ない気がする。

藤野:ありがとうございます。

高山:一番厳しい環境で育てられたし、育ててきた側の先生なんで。

藤野:そうですね。

のぞみ:だから今の子たちは甘いんじゃないかと思いますよね?多分

高山:もう言ってやってください。

藤野:まあまあ甘いとも思いますけど。でも最近の子はってずっと言うわけじゃない。結局経験してきてからの僕から見る最近の人は絶対甘いし、でもその甘かった人が生き残って院長になったらまた最近の子は甘いって若い子はって言うんだから、一緒っちゃ一緒だと思ってます。

のぞみ:循環している。

高山:常に繰り返しますからね。ただ、この雰囲気、労働環境、労働環境って一言で言っても何を指してるのかすごく難しいんですけど、その雰囲気っていうのはなかなか難しいかなと思いますけどね。

藤野:どうすればいいですかこれ。

高山:これは本当にそこを重要視するのであれば何日間かもう行くって感じですよね。今の一般企業がやっているインターンみたいに1週間ぐらい入ってみるとか。そうしないともう難しいですよね。

のぞみ:そういうのもできるんですか?1週間インターンに行く

高山:提案していかないと、それが多分できない。そういうことってルール上いいのかなって不透明な方が多いと思うんですよ、転職検討されてる先生方も。そんな時はベットエージェントで高山を氏名していただければ、基本的にはそういう交渉も全部エージェントとして…

のぞみ:今日ちょっとゴリ押し…

藤野:今日ね、これで多分全部締めるよ、間違いない。

高山:それはだってここで話さなきゃ何も話せなくなっちゃうんで。

藤野:そうですね。失礼しました。次行きましょう。

獣医師の転職の失敗③人間関係のトラブル

人間関係のトラブル

高山:最後、人間関係のトラブル。今の話とほぼほぼ一緒なんですよね。これどうですか藤野先生、病院実際やられてますけど。

藤野:ないわけないじゃんっていうよりも、病院だけの話じゃないじゃないですか。他人がいるんだからいろんな会社でも普通の動物病院じゃなくても絶対トラブルはある。

高山:うん。

藤野:理不尽かどうか、それこそリテラシーのところ。リテラシーって言葉がわからないかもしれない。

高山:なんて言ったらいいですかね。もう一般常識的な話ですよね。そうなってくると。

藤野:最低限の知識とかがなくってのトラブルなのか、自分が思ってるだけのトラブルなのかで結構ここって違うと思うので、ここも含めてですけど知識は必要ですね。

高山:ただ、全体的にやっぱりコミュニケーション能力に難がある人が、苦手な先生が多いのかなっていう印象があるんで、だからこそ多分人間関係のとこでちょっと悩んでしまったりとかするんじゃないかなと思いますけど。そういう人間関係のトラブルもね、高山までご相談いただければ全部包み込んで解消しに行きますんで、ぜひベットエージェントをよろしくお願いします。

藤野:はい、まとまりました。

のぞみ:4回目くらい。

藤野:そうね。

高山:テーマとしてはそういう話です。1人で悩まないでちゃんと相談してねって。

まとめ

高山:いかがだったでしょうか。今回は「獣医転職でよくある3つの失敗パターンと改善策とは」について紹介していきました。ここまで色々と転職の失敗パターンとか話してきたんですけれども、転職した後が大事だと思うんですよね。

藤野:そうですね、スタートですからね。

高山:その時にどういう心構えでいるかとか、その辺についてどうアドバイス若い先生方にされますか?

藤野:ああ、急に振るか…

高山:はい、もうそれはやっぱりベテランなんで…

藤野:採用した人に最初の印象って1番重要だから、「こういうこと気をつけてください」メールをしてます、いつも

高山:メール?

藤野:メールというか連絡をしています。携帯あれば内容分かるけど。見る?

高山:あ、そこまでケアされてるのですね。

藤野:僕は現場にいない人なので、それぞれの病院に行くじゃないですか。病院行った時に今日初日だからこういうことは気をつけてくださいねっていうのを3つ4つ送っているんですよ。

高山:うんうん。

藤野:心構えですよ。それを最初気をつけてもらえば、まあ第一印象いいじゃないですか。あとはもう本人なりだから。それを守ってもらえばいいっちゃいいんだけど。

高山:はい。

藤野:まあ一番最初に書いてあるのはとりあえず挨拶ちゃんとしなさいよっていう。もうそれだけ。

高山:うん。

藤野:それだけでいいよ、うん。

高山:人間関係作らないと始まらないんでね。

藤野:そう。うん、ほんとそれだけ。それとあと色々ありますけどうん。1個って言ったらそれだけ。毎日の朝の挨拶。みんなそうです、動物病院だからではない。

高山:うん。

藤野:と思います。

高山:総じて言えば、挨拶も含めてその人間関係を自分からも作っていくっていうことが、このやりやすい環境にするっていうところに繋がると思うんで。

藤野:そうですね。

高山:これは誰でもできる話だと思いますからね。まずそれを実践していただければと思います。

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