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【転職】獣医師の転職市場を徹底解説!求人の需給バランスとは?

【転職】獣医師の転職市場を徹底解説!求人の需給バランスとは?

今回の記事では、インタビュー形式で「獣医師の転職市場を徹底解説 求人の受給バランスとは」というテーマについて深掘りしていきます。獣医師で転職を考えている方、獣医師や獣医学生で転職市場に興味のある方にとって参考になる内容になっていますので、是非参考にしてください。

このチャンネルでは獣医に関する有益な情報を発信していますので、ぜひ動画もご覧ください。動画がいいなと思った方は、グッドボタンとチャンネル登録をお願いいたします。獣医特化の転職サービス、ベットエージェントでは無料転職相談を行っております。興味のある方は動画の概要欄をチェックしてください。

高山:どうも獣医師チャンネルの高山です。

のぞみ:のぞみです。

藤野:藤野です。

高山:本日は獣医師の転職市場を徹底解説 求人の受給バランスとはというテーマでお話ししていきます。このチャンネルでは獣医師で転職を考えている方、獣医師になりたい獣医学生の方、獣医師の働く環境を知りたい方に向けて 有益な情報を発信しています。

ぜひチャンネル登録よろしくお願いします。それでは行きましょう。

現在の日本の転職市場

現在の日本の転職市場

高山:本日は獣医師の転職市場を徹底解説ということで、まずそのお話に入る前に現在の日本の転職市場についてみんなでお勉強をしていきたいなと思います。

こちらは2019年3月からの転職求人倍率・求人数・転職希望者数のグラフです。

転職希望者数は例年夏の賞与後の転職を目指して活動を始める人が増える傾向にあります。

求人数・転職希望者数ともに増加傾向ですが、転職希望者数の増加率の方が大きかったため、転職求人倍率は下降しております。

ということなんですけれども、自分で読んでいていくつか獣医師さんの業界とは違うなと思ったことがあるんですけど、ちょっと解説してもらいます。

一番先にパッときたのが夏の賞与後の転職を目指して活動を始める人が増えると、要はボーナスもらって転職する人が増えるって一般的だと思うんですけど、あんまり獣医師の業界ってボーナスもらってから爆発的に増えるってないような気がするんですが。

藤野:そうですね。そもそも一般企業ってだいたいボーナスの目安が給与の2倍とか3倍とか、動物病院はそこまでないから、あって1ヶ月分。2ヶ月分というとこもありますけど2ヶ月分の場合は年に1回とかね。

高山:年間でそうですね、合計2ヶ月みたいな感じですよね。

藤野:そこを狙ってっていうのは…それよりも忙しくなる前っていう雰囲気の方が多いかもしれないですね。3月の終わりぐらいから忙しくなるので、2月末とか今年いっぱい・12月末までとかそういうのをよく聞きますよね。

たしかもう1個あるのは、その忙しいところは超えてから、今働いている病院には迷惑をかけないようにして辞めるっていう方もいる。

高山:エージェントサービスでも成約数が多いのって7月8月とかじゃないんですよね。言ったら冬場の方が多いんですよ、冬場から繁忙期中とか。

藤野:あんまり関係ないかもしれない。

高山:関係ないですよね時期とかは。

藤野:辞める時期はね。

高山:それも関係ないって話なんでね、

もう一つあれですかね、一般の日本の転職市場的には求人数も増えているし、転職希望者数も増えていると。ただ希望者数の方が増えているので全体的な倍率としては下がっていますよっていうことを先ほどこのグラフからは読み取れたということなんですが、これもちょっとまだ獣医師さんの業界とは違うかなって。

藤野:そうですね。

高山:獣医師さんは圧倒的に転職希望者の数が少なすぎちゃって求人数の方が多い世界観ですもんね。

藤野:多分どっちも増えてるんだけど、より一層求人数の方が増えたっていうのが今の現状なんじゃないかなって。特に地方とか行くとなかなか大変でしょ。

高山:そうですね。

現在の獣医師の転職市場

現在の獣医師の転職市場

高山:次にこのチャンネルの本題でもある獣医師さんの転職市場について勉強していきたいなと思います。令和5年9月の厚生労働省の資料によると、東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、山梨における医師、歯科医師、獣医師、薬剤師の有効求人倍率は1.88となっています。

この1.88という求人倍率はあくまでも獣医師さんだけのデータではなく、先ほどご説明した通り4職種合算した倍率となっておりますので、誤解がないように念のため補足させていただきます。

ということなんですが、もろもろツッコミどころがあると思うんですけど。

こういうのが一人歩きしちゃうと、経営者である獣医の先生とかも誤解しちゃうわけなんですよね。

藤野:逆に今どれくらいなんですか?感覚で。

高山:感覚で言うと全国押し並べても10倍は毎月超えてる感じですね。

藤野:例えばこれって首都圏じゃないですか。首都圏と地方というところでは結構違いますよね。

高山:首都圏の方が求人数が多いから当然高くなりますから、20倍くらいになるんじゃないですか?東京とかって言ったら。

のぞみ:全然違うじゃないですか。

藤野:10倍違うよねこの1.88倍だったらね。

高山:それだけやっぱり獣医師さんを採用するのには、競合病院 ライバルの企業が多いって話ですからね、大変です。

藤野:なかなか動物病院で差別化って難しいですからね。これはもうエージェントの力借りるしかないですからね。

高山:結局やっぱりエージェントになりますよ。

じゃあ続けましてここまで結構その獣医の求人倍率、だいたい10倍から20倍ぐらいじゃないかって話をしていたんですけれども、その中でも産業動物ですね、大動物の方の分野の獣医師の先生は相当人手不足が問題になっているということなんですけれども。

藤野先生は長らく小動物の畑でやられてこられましたけれども、大動物ってどうなんですか?こういう話を聞いて。

藤野:産業動物って助けるではないイメージがやっぱりあるので、管理するとかそういったものが多いので。獣医師になろうと思って大学に入ってきた人の中には、イメージがそぐわないっていうところがあるので、もともとやっぱり産業動物に行こうと思って入ってくる人はやっぱり少ないんじゃないかなと。

どこの大学かっていうのも結構色違うんじゃないかなって、僕なんて大学入るまで産業動物と関わったことないですからね。例えば北海道とか地方にも獣医学科のある大学ありますけど、そこだとやっぱり実家が何たらとかっていうようなので、自分は実家を継ぐために産業動物を見れるようになるんだっていうのはあると思いますし。

あとは公務員の一つの選択肢として産業動物を診るっていうので、入ってくるっていう方もいるんじゃないかなとは思いますが。

高山:一つだけ気になるというか、産業動物の牧場とかで働いてる人たちって朝めちゃくちゃ早かったりするじゃないですか。動物病院と比べると。休みもすごい少ないですよね。労働環境が良くないって言ったらそのままなんですけど、長く働けないですよね特に女性の方とか。

藤野:確かに。牛が産まれるんだ先生って、24時とか25時とかそういう話ですもんね。

高山:だから都市型の人たちなんて、もう保育園がうんぬんかんぬんとか言ってる世界観なのに、そんなの無理じゃないですか。人手不足になるのも仕方ないよなって思っちゃいました。

藤野:ここも環境改善しないといけないところとは思いますけどね。

高山:蓋されちゃってますよね。

藤野:なかなか難しいですね。

動物病院の現場から見た転職市場

動物病院の現場から見た転職市場

高山:続けて動物病院の現場から見た転職市場について話をしていきたいんですが、ここは藤野先生に色々と率直な話を聞きたいんですけれども、委員長の目線で聞きたいです。

これだけ求人数が多くてかつ転職希望者が多くないのが獣医師の転職市場のところなんで、要は採用するのは難しいってことじゃないですか。

藤野:難しいね。

高山:この世界観どうですか、経営者からしたら。

藤野:経営っていろんな分野があるじゃないですか。集客したりとか財務見たりとかっていうところで、今のは人材的なところじゃないですか。どうしてもここに時間をかけなきゃいけないっていうのは結構なコストかかってますよねここで。どうにかしたいのはやっぱりあります。昔だったらホームページで求人情報これこれって出して一定数の応募は来るんですよ、来ないね今ね。

高山:全く来なくなりました?

藤野:全く来ないね。TYLのせいだね。

のぞみ:全部こっちに。

藤野:全部こっちだね。

高山:人気があるんで。

藤野:逆に全部こっちのTYLに頼んだ方がいいと求職者は思ってるんだと思うから、もうそれは認めなきゃいけないと思う。

高山:そうですね。

藤野:認めない先生いるんだよ。認めない先生どっかにいると思うんだけど。

のぞみ:見てるかもしれない。

藤野:認めない先生が。高山さんがいつも言ってるんだけど、認めない先生がいるんだよって。

高山:いつでも電話待ってますね。

藤野:でも認めざるを得ない。需要があるんでそういう。

高山:でも一獣医の先生がそうやって言ってくださるのは、なんかすごく嬉しい気持ちもありますね。

2点目って言うと、今度は転職する側の勤務医の先生ですね。雇われてる側の先生たち。

何かというと売り手市場なわけじゃないですか、自分が転職すると言ったら10~20病院が手を挙げてくれるわけですよね。その世界観は勤務医からしたらすごい良いことだと思うんですけど、ありがたい話だと思うんですけど、藤野先生の立場で置き換えたらどうなんですか?

実際勤務医だったとした時に、こういう市況感の中で自分が転職をすると置き換えた時には。

藤野:いやぶっちゃけ逃げ腰だなとしか思わないです。転職する人が。

高山:ハハハ

藤野:笑った笑った。

高山:すみません。

のぞみ:ハマっちゃったよ。

高山:前回のところから繋がってるなと思って。

藤野:転職ってなんか文句があるんだよね、そこの現場にね。

高山:他責なので。

藤野:詳しくはこの辺、前回の見てくださいって出てると思う。何も変えずに自分だけ逃げるわけじゃん、また逃げた先で同じことで逃げるわけじゃん。転職は何回かはいいと思います。前向きな目的があるんだったらいいけれども、前向きではなくて何かこの病院何々が嫌だからやめようで転職しようの人、自分の10年後20年後考えなさいというのがある。10年後20年後雇えないからそんな人。40代とか50代本当は能力あって。

なんかニヤニヤしてるよね

高山:いろんな話聞きたいな。楽しい話聞けるんだろうなと思って。

藤野:能力があって、院長とかできるはずなんですけど、雇いたくない人多いよって言っちゃいます。

高山:すごいそれは感じます。年齢で結構言われちゃいますもん。

のぞみ:それは何歳から言われるぐらいの範囲になるんですか?

藤野:30歳前後が一番転職される方で、雇う方は一番魅力を感じる世代。

のぞみ:40ぐらいになったらもう

藤野:ねえ40か…。

高山:みんなじゃないですけど、結構扱いづらいなっていうのは聞いたりします。

そんなにできないけれども主張が強い人がいたりとか、あとはなまじちょっとできることが多いから、雇ってもマネジメントができないそうとか。

のぞみ:扱いづらいみたいな

高山:なんかそんな感じは。お局みたいな感じはあるかもしれないですね。

高山:これだけ手挙げてくれる病院が多いってことは、給与の交渉とかもすごくしやすいから、ちょっと良くないですよね、業界全体としては。

藤野:バランスが良くないっていうのが一番最終的には来るんでしょうね。

高山:時間が経てば日本の転職市場みたいにどんどん緩やかには倍率になるんでしょうけど、短期的には変わらないでしょうね。

藤野:雇う側としてはそこも加味した上で雇うっていうのも逆に重要だから、転職者にこうだいっててもしょうがないっていうのもあるし、やっぱり雇う側も雇われる側もお互いに成長した上で、動物病院を盛り上げられるようにしていく必要があるんではないかなと思います。

高山:これでもなんでそもそもこんなに足りないんですかねって考えた時に獣医学生の数が少ない。1200人いないぐらい年間。でも病院は今12000〜13000病院ぐらいありますよね。

全部が募集してるわけじゃ当然ないですけどね。最近は動物病院離れもちょっと起こってるなんて聞きますけどね。

藤野:どういう意味で?

高山:学生の就職したい先が動物病院がどんどん減ってるっていう。何かで見たんですよ、どっかの役所が出してるデータで。

藤野:学生が少ないのか、動物病院が多すぎるのか問題でどっちかっていう。

高山:多すぎるのはきっとあるかもしれないですよね。

藤野:学生の数なんて、一軒大学できて、第一期生が出てくるような大学が出たとしても

変わんないんですよ。定員はだいたい満員になっていて、1200人ぐらいが出てくるっていうのはずっと一緒なわけだから。動物病院で働く人がずっと5年10年20年と働いていれば減らないんですよ。

高山:やめさせちゃってるところにも問題があるからってことですよね、先ほどの話だと。

藤野:そういうことです。

今後の獣医師転職市場の予想

今後の獣医師転職市場の予想

高山:今後の転職市場ですね。獣医師さんの予想なんですけど、短期的には変わらないと思いますね。この短期っていうのは2,3年ぐらい、5年ぐらいまで見ちゃうとちょっと長いかもしれないですけど、変わらないと思う。なぜならさっき藤野先生が言った通り1歩目のバランスの側崩れちゃってるし、その次に定着が弱い、やめちゃう人が多いとなると一個の大学増やしたぐらいじゃ焼け石に水状態かなっていうふうに思ってます。

僕の予想では動物病院はちょっと減っていくんじゃないかなと思ってるんですけど。

藤野:病院自体が減るんでしょうね、一回ね。

高山:やっぱり減りますか。

藤野:減ると思いますよ。いろんな要因があるけど、やっぱり院長先生がご高齢のところも結構あるんですよね、60代とか。

のぞみ:それは東京でもそうですか?

藤野:東京でもそうです。地方も特にだし、ペットブームみたいなところに出てきた方々っていうのは、結構ご年配になってますんで。そこの後継ぎがいないからね、減るかもしれないですね。

高山:減る可能性が高いですよね。

藤野:あとは最近グループ病院ってよく出てきてますので。

でもこれって動物病院だけじゃなくて人間の医師も、歯医者も、ドラッグストアっていうのかな、薬剤師さんのいるようなお薬屋さんとかも、全部そういう流れを通ってきてるので必要な流れだと思います。そうするとでも、さっきの一番最初の1.88に近づいてくるかもしれない。

高山:一番健全な世界観にはなりそうですね。なのでまとめて言うと長い目で見るとだいぶ良くはなってくるけど、短期的にはそんなすぐには多分何か転職市場が変わるところはなさそうですね。

藤野:新卒の人たちってでも長い目でのところをちゃんと思っておきながらやらないとね。一番新卒の人たちがその長い目で今お話したところが当たってくるところだと思うんで。

そこをもう考えつつ自分のスキル・キャリアは磨いてもらえればいいかな。

高山:それは1個前の回で話をした藤野先生みたいにね、なんかその薙ぎ倒してどんどんやってて2年半で会社を立ち上げるみたいな。

藤野:あれはバカだね。

のぞみ:でも上手くいってるのがすごい。

高山:勝ち組ですからね。

藤野:たまたま10回やって1回の当たっただけだから(笑)

まとめ

高山:いかがだったでしょうか。今回は獣医師の転職市場を徹底解説、求人の受給バランスとはについて紹介していきました。

藤野:今回は総括を高山さんからお願いしましょう。獣医師動物病院の転職市場とは。

高山:難しい。

のぞみ:終わった。

藤野:そういうことね。

高山:体感値では先ほど伝えた通り、10倍から20倍ぐらいはエージェントやってても感じている。これが事実だと思うので、世の中的にも。なので採用する側も何かしら工夫をしないときっと採用はできないし、転職する人からしたらこの市況感をフルに活かして次の転職先では長く働けるように、逆手にとってやっていただければなと思います。真面目に総括しました。

藤野:ありがとうございました。

高山:このチャンネルでは獣医師に関する有益な情報を発信していきます。この動画がいいなと思った方はグッドボタンとチャンネル登録をお願いします。

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最後までご視聴いただきありがとうございました。

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