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新卒獣医のスタートライン!地域別の平均初任給について

新人獣医師の初任給はいくらなのか

新卒の獣医師にとって気になる初任給。日本全国、地域ごとにどのくらいの差や特徴があるのか、具体的に獣医の初任給はどれくらいになるのか見ていきましょう。

獣医の初任給ってどれくらい?

新たに獣医の世界に足を踏み入れた新人獣医師が気になるのは、待遇面でしょう。特に初任給に関しては気になる方も多いのではないでしょうか?獣医師という仕事の役割は重く、責任の大きな職です。そのため、そこに見合った給与が支給されることが期待されますが、実際はどのくらいの収入があるのでしょうか。

獣医師初任給の平均額

獣医師の初任給は平均して、月収25万円~30万円程度、年収350万円から450万円の範囲内に収まることが多いです。しかし、これはあくまで一般的な数値であり、勤め先や専門分野、地域によっても差があります。勤め先によっては年収500万円以上や月収で40万円以上というところもありますが、内訳について確認しておく必要があります。例えば残業代〇〇時間込み、〇〇手当込みなどお給料の中に給与以外に含まれているものがあるので、特に額面が高い場合はしっかり確認しておきましょう。

地域別初任給の違い

日本における獣医師の初任給には、若干ですが地域ごとのばらつきが存在します。都市圏にあたる地域では、一般的に生活費が高くなるため、それに見合った給与設定になる傾向がみられます。一方で、地方の場合、生活費の面では都市部と比較して抑えられるものの、地域によっては獣医師の需要が高い場所もあり、そのようなエリアでは初任給が高めに設定されることもあります。地域が要因となる部分もありますが、実際はその求人ごとに違っているという方が正しいです。もちろん生活費などは地域によって違うので残る金額としては生活費がより節約できる地域の方が多くなることはあります。

北海道 約26万円
東北 約27万円
関東 約28万円
東海 約27万円
関西 約27万円
四国 約27万円
中国 約26万円
九州 約27万円

出典:2024年TYL求人情報

獣医師の年収が低い理由!初任給から地域や経験年数による違いを解説

公務員と民間企業の給与差

獣医師としてのキャリアパスには、公務員として働く道と、民間企業で勤務する道がありますが公務員と民間企業では給与体系にも大きな差があります。公務員としての獣医師は、国や地方公共団体に雇用されることになりますが、安定した収入と退職後の福利厚生を期待できる反面、民間企業よりも初任給は低めであることが一般的です。もちろん年次が進むにつれて給与は上がっていきますので、ある段階からは比較的安定的に高い給与を得ることも可能になってきます。

それに対し、民間企業では、業務内容や貢献度によって給与が大きく変わる可能性があり、パフォーマンス次第ではより高い給与を得るチャンスがあると言えます。キャリア形成の初期段階において、どの道を選ぶかは獣医師としての将来像を大きく左右することになります。

獣医の給与アップを目指す方法

獣医が給与アップを目指す方法

獣医師としての給与をアップさせるためには、専門分野の認定を受けることや知識や技能を高めていくことが必要になります。また、働く環境や業務内容の見直し、その他諸々の努力を継続することで希望の給与へ近づくことが期待できます。

給与アップに繋がるスキル

獣医師の給与アップには様々なスキルアップが重要になります。まず基本となるのは高度な医療技術です。今まで出来なかった処置を覚え、勤務先が掲げるステップアップの基準を満たしていくことが重要です。

また専門性をより高めるため、新しい治療方法や手術技術を習得することが求められます。例えば、最新のエコー機器を使いこなす能力や皮膚科、腫瘍科、外科、神経科微細など専門の分野の幅を広げるなど専門技術の向上は給与アップに直結します。次に、コミュニケーション能力も非常に大切です。飼い主との信頼関係を築き、彼らの不安を和らげる説明力や、同僚との協調性も給与アップには影響を及ぼします。これらのスキルを持ち合わせることで、給与アップへの道が開かれるのです。

勤務年数と給与の関係性

獣医師の給与は勤務年数に比例して高くなっていく傾向にあります。一般的に経験が浅い獣医師よりも多くの勤務年数を持つ獣医師の方が、適切な治療計画を立てたり、緊急時に迅速かつ正確な対応を取る能力が高いと評価されます。そのため、経験年数が長いことはそれだけ多くの症例に触れ、豊富な知識と技術を蓄積している証であり、給与アップにも繋がりやすいのです。しかしながら、ただ年数を重ねるだけでなく、その間にどれだけ自己研鑽を積むかも重要なポイントとなります。絶えず学び、成長を続ける獣医師こそが、給与アップを実現できるのです。

獣医師におけるポストと昇給

獣医師における昇給は、担当するポストによっても大きく変わってきます。例えば、動物病院であれば院長や副院長など管理職についている場合、職責の重さが反映され給与がアップします。また、専門の分野で認知された専門獣医師になると、そのエリアでの医療提供のエキスパートとしての評価が高まり、結果として高い給与を得ることも可能になります。研究職など学術分野での功績も給与アップの一因となります。つまり、昇給を目指す獣医師には、組織内でのリーダーシップを発揮すること、専門分野での深い知識と技術を有することが必須となるのです。そのためにも、日々の臨床経験を積みつつ、管理職や専門職向けの研修に参加するなどの努力が求められます。

獣医師における転職市場の現状

獣医師における転職市場の現状

現在、獣医師の転職市場は拡大しており、獣医の需要は地方・都市にかかわらず年々増加しております。多様な働き方が求められる時代の流れも手伝い、従来の病院勤務だけでなく、製薬会社や動物関連の企業への転職も珍しくなくなっています。

転職時の給与交渉のコツ

転職を検討する獣医師にとって給与交渉は重要なポイントです。まず、自身のスキルや市場価値を正確に把握し、実績や専門性をアピールできる材料を準備します。そして、給与以外の福利厚生や研修制度にも目を向け、総合的な条件を評価して交渉に臨むことが大切です。相手の立場も考えた柔軟な姿勢が成功に繋がります。

需要の高い獣医師の専門分野

獣医師の中でも特に需要が高いのは、小動物の臨床を専門とする獣医師です。コロナ渦の影響もあり、ペットを飼う家庭も増えてきおり、「ペットは家族」といった考えも広まり手厚いケアを望まれるペットオーナーの方もいらっしゃいます。

最近ではエキゾチックアニマル(珍しい動物)を扱う獣医師も注目を集めています。人と動物との関わりが深まるに連れて、専門分野を有する獣医師の重要性は増してきているのです。

転職に強い獣医師の経験値

転職市場で強みとなる獣医師の経験値とは、「症例数が豊富であること」や「特定の技術に優れた専門性を持つ」ことです。緊急対応能力やコミュニケーション能力も求められます。これらの経験を積むことで、転職時の市場価値が高まり、より良い条件での職を見つけやすくなります。

学生から獣医師へ キャリアプランニング

学生から獣医師へのキャリアプランニング

多くの獣医学生にとって、卒業後すぐに獣医師としてキャリアをスタートすることを希望していると思いますが、その道のりは決して容易ではありません。キャリアプランニングは、自己理解と市場ニーズの把握から始まる過程であり、獣医師としての志望動機を再確認し、目標達成のためのロードマップを描くことが重要になります。

獣医学生の就職活動の戦略

就職活動は獣医学生にとって、キャリアの初めの重要な節目です。市場研究と自己分析を十分に行い、自分に合った働き方や希望する職種を見極めることが必須でしょう。履歴書や職務経歴書の準備に加え、模擬面接を通じてコミュニケーションスキルを高めることも有効です。また、獣医業界の先輩がいる場合は密に連絡を取り合ったり質問させてもらえると参考になる情報をもらえるでしょう。目指すべきはただの雇用機会ではなく、専門知識を生かせる環境と成長の可能性を秘めた職場です。

インターンシップと初任給

インターンシップは獣医学生が実際の臨床経験を積み、キャリア形成に置いて極めて重要な役割を果たします。実践的スキルはもちろんのこと、職場の文化やチームワーク、コミュニケーション能力においてもこの時期に得られる学びは大きいです。インターンを通しての経験は、自身の初任給について考える機会にもなります。だいたいの初任給の相場や実際にやる作業、求められる部分、成長の機会について、様々なことを考えて自分にとって給与と見合っているかを判断する材料になります。

献身的な姿勢と実績があれば、希望に近い待遇や環境を得ることができるでしょう。しかし、初任給を重視し過ぎず、長期的なキャリアの視点を持って、どのような環境が自分の成長につながるかを考慮することが大事です。

新卒採用市場のトレンド

新卒採用市場は変動が激しく、獣医学生も時代のニーズに応えるためにはフレキシブルな対応が求められます。最近では、一般的な臨床獣医から専門性を持った分野へのニーズが高まっており、動物福祉や動物と共生する社会に対しての認識についても高まりつつあり、それに伴う新たな職種や職務内容も見られます。獣医学生は、これらのトレンドを把握し、求められるスキルを身につけ、積極的に挑戦していくことがキャリアアップのために不可欠です。

獣医としてのキャリアを積むポイント

獣医師としてのキャリアを積むためには、専門的な技能の向上や知識の深さが重要です。常に学び、実践を重ねることで多様な症例に対応できるスキルが身に付きます。また、希少な動物の治療や専門的な分野でのノウハウを蓄え、自らの専門性を高めることが、更なるキャリアアップにつながるでしょう。

専門獣医師への道

獣医師が専門獣医師を目指すには、まず基礎的な獣医学の知識と技術を修得することが大切です。その後、目指す専門分野についての深い理解と実務経験を積む必要があります。たとえば、皮膚科、外科、神経科、動物行動科、眼科など専門分野は多岐にわたります。こうした専門領域の認定資格を取得するためには、厳しい試験に合格する必要があります。また実際の手術や治療に加え、専門医として学術活動にも積極的に参加することで、知識を深め、経験を積むことが重要です。

キャリアアップのための研修

獣医のキャリアアップを実現させるためには、研修やセミナーへの参加が不可欠です。最新の医療技術や治療法を学び、実践する機会を得ることは、スキルの向上に直結します。また、症例の報告や論文の執筆を通じて自らの臨床技術や学術的な成果を共有し、フィードバックを受けることも大切です。さらに、大学院での研究や留学といったチャンスを活用することで、国際的な視野を持つことも重要なのです。実務だけでなく、研究開発や教育にも携わることで、獣医師としての幅を広げることができます。

業界内での横のつながりの重要性

異なる病院や研究所、大学などの獣医師たちとの交流を深めることで、情報の共有や新しい知識を獲得することができます。例えば、国内外で開催される学会や会議への参加は、業界の最先端を知り、自らのフィールドを拡げる絶好の機会です。また、オンライン・コミュニティに参加することで、時間や場所の制約を受けずに情報交換が可能になるでしょう。互いに刺激を受けあい、協力し合うことで、獣医師としてさらなる成長を遂げるきっかけとなります。

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