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獣医師が忙しい時期はいつ?動物病院の繁忙期の乗り切り方も紹介

獣医師が忙しい時期はいつ?動物病院の繁忙期の乗り切り方も紹介

「獣医師はどの時期が忙しいのだろう?」このような疑問をお持ちの方はいませんか。

動物病院の忙しさは毎月均等というわけではなく、圧倒的に忙しい時期があります。

この記事では獣医師が忙しい時期やその理由を解説するとともに、繁忙期に対応するための心構えも解説します。

これから動物病院で働く予定の方や、獣医師の仕事に興味のある方はぜひ参考にしてください。

1年のうち獣医師が忙しいのは2つの時期

1年のうち獣医師が忙しいのは2つの時期

獣医師が忙しいのは、1年のうち以下2つの時期です。

・【3~6月】予防接種の時期
・【12~1月】年末年始の時期

以下では、その理由を解説します。

【3~6月】予防接種の時期

獣医師は一年を通して多忙ですが、とくに春から初夏にかけては業務が集中します。

これは、新年度にあわせて3~6月に犬・猫の予防接種を受ける人が多いためです。

なかでも狂犬病の予防接種は4〜6月に実施している自治体が多いので、この期間中、動物病院はとくに忙しくなります。

予防接種の際は動物の体勢を固定したり、副作用に備えて注意深く観察したりする必要があり、獣医師にとって気が抜けない日々だと言えるでしょう。

【12~1月】年末年始の時期

春の繁忙期にくわえて、年末年始のシーズンも駆け込み需要で忙しくなります。

年末年始のシーズンは帰省や旅行を計画する人が多く、このような人の移動が多くなる時期は動物病院への来院数も増える傾向にあります。

お正月期間中は多くの動物病院が休診となるため、動物の不調をあらかじめ把握しておきたいといった理由もあるのでしょう。

1週間のうち獣医師が忙しいのは何曜日?

病院によって差はありますが、獣医師が1週間のうちで忙しいのは土曜日や日曜日などの休日であることが多いです。

平日は仕事をしており、休日にしか動物病院に連れて行く時間が取れない飼い主が多いことが原因だと考えられます。

そのほか、連休明けの平日も混雑するケースがあるようです。

勤め先の動物病院の営業日次第ではあるものの、獣医師は土日出勤もめずらしくありません。

獣医師の休日事情については以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

獣医師はきちんと休日が取れるの?労働環境や自分にあう動物病院の見つけ方を解説

1日のうち獣医師が忙しいのは何時ごろ?

動物病院の業務はその日の患者数によって大きく変動するため、一概に「何時が忙しい」とは言えません。

しかし、一般的には「診療開始直後」と「お昼前後」が比較的混み合う傾向にあります。

診療開始直後が忙しいのにはさまざまな理由が考えられますが、その一つとして「夜間の救急診療に行くほどではなかったが、動物の状態をできるだけ早く診て欲しい」というケースもあるでしょう。

また予防接種をおこなう際、副作用に備えて午前中の受診を希望する方が一定数います。そのような患者がお昼頃に駆け込みで受診することもあり、お昼前後も忙しくなることがあるようです。

獣医師が忙しい時期を乗り切る方法3選

獣医師が忙しい時期を乗り切る方法3選

忙しい日々を過ごす獣医師が、円滑に業務をこなすために心がけておくと良いのは、以下の3つのポイントです。

・前向きに取り組む
・生活リズムを整える
・周囲のサポートを得る

適切な対策を知っておくことで、仕事とプライベートのバランスも上手に取れるようになるでしょう。

前向きに取り組む

獣医師が忙しい時期を乗り切るためには、前向きな気持ちを持つことが肝心です。

忙しい日々が続くと、心身ともに疲れきってネガティブな感情に支配されてしまうことがあります。

つらい状況下であっても、動物と飼い主の幸せのためを想って、できるだけ明るい気持ちで業務にあたりましょう。

忙しい時期を乗り切るために、周囲と協力しながら業務をこなせる環境を整えておくことも大切です。

生活リズムを整える

忙しい時期に体調を崩さないよう、生活リズムを整えておくことも心がけましょう。

睡眠不足は集中力の低下やイライラ感の増加につながるので、仕事の効率を下げてしまう原因となります。オンとオフの切り替えを意識して、休めるときはしっかりと休息をとってください。

また、バランスの取れた食事を心がけることも大切です。時間がないときは、パンや麺類など炭水化物のみで食事をすませてしまうことがあるかもしれませんが、できるだけ野菜やタンパク質を摂るようにしましょう。

また、食事時間が不規則なことも栄養が偏る要因となります。できるだけ決まった時間に食事ができるよう調整できるとよいでしょう。

周囲のサポートを得る

獣医師が忙しい時期を乗り切るには、周囲のサポートを得ることが欠かせません。

家族や友人、同僚などの信頼できる人に相談したり頼ったりできれば、心の負担を軽減することが可能です。

勤務先に相談窓口があれば、そちらを利用して上司や同僚に悩みを打ち明け、アドバイスを求めるのもよいでしょう。

いろいろな策を練ってもどうしても仕事がつらい場合は、転職やフリーランスへの転身、開業など別の道を視野に入れることも一つの方法です。

獣医師に関するよくある質問

獣医師に関するよくある質問

最後に、獣医師に関するよくある質問に回答します。

・獣医師の1日あたりの労働時間は?
・獣医師のつらいことは何?
・獣医師のやりがい・魅力はどんなところ?

獣医師の1日あたりの労働時間は?

獣医師の労働時間は、1日あたり8時間です。

これは労働基準法に則った数字であり、実際には急患対応などで残業が発生することもあります。

24時間体制の動物病院に勤務している場合、夜間や休日に診療をおこなうこともあり、拘束時間が長時間にわたることも考えられます。

獣医師のつらいことは何?

動物の病気や怪我の治療にあたるなかで、残念ながら亡くなってしまうケースもあります。

愛するペットを失った飼い主の悲しみを目の当たりにすることは、獣医師にとっても非常につらい瞬間です。

また、夜間や休日を返上して働く獣医師は、身体的なつらさを感じることも多いでしょう。

獣医師の大変さについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

獣医師の大変なこととは?厳しさと辛さだけではない充実感を得る瞬間についても解説

獣医師のやりがい・魅力はどんなところ?

獣医師のやりがいや魅力は、大好きな動物と触れ合いながら仕事ができるところではないでしょうか。

動物の健康を守れるのは獣医師だけなので、自分の知識やスキルが役立つことに大きなやりがいを感じられるでしょう。

また、獣医師は専門性が高く活躍分野が広いため、動物病院での勤務のほか、公務員になったり製薬会社に勤務したりといったさまざまなキャリアパスも検討できます。

獣医師の魅力ややりがいについては、以下の記事もあわせて参考にしてください。

獣医師の魅力・やりがいは?仕事のつらさや悩みの解決方法も解説

獣医師の忙しい時期を把握し事前に対策しておこう

獣医師は春先と年末年始が多忙なことが多いです。

忙しい時期を乗り切るためには、生活リズムを整えて体調管理に努めることや、周囲のサポートを得ておくことが大切です。

事前の心構えや適切な対策によって、獣医師として長く働き続けられるようになるでしょう。

現在の職場が忙しすぎて心身に大きな負担がかかっている場合は、転職も一つの選択肢として考えてみてください。

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