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北海道で獣医学部がある大学はどこ?各校の魅力や特徴、偏差値を解説

北海道で獣医学部がある大学はどこ?各校の魅力や特徴、偏差値を解説

北海道に所在する大学のうち、獣医学部を設置している大学をご紹介します。また、各校の魅力や特徴をはじめ、偏差値についても解説します。北海道の地で獣医師を目指したい人は、ぜひ最後までご覧ください。

北海道で獣医を目指せる大学と学部名

北海道で獣医を目指せる大学と学部名

「獣医学部」と銘打っていないものの、獣医師になるための教育を受けられる学部を有する大学は存在します。そこで、北海道で獣医師を目指せる大学と学部名をご紹介します。各校の魅力や特徴も解説するので、大学選びに悩んでいる人は参考にしてみてください。

北海道大学 獣医学部

北海道大学は国立大学で、660.11平方キロメートルと国公立大学の中では最も総面積が広いキャンパスが自慢です。飲食店や娯楽施設などが充実しているJR札幌駅から徒歩7分という好立地で、何不自由ない学生生活が送れます。全国からさまざまな感性や価値観を持った学生が集まってくるので、多種多様な考え方ができるようになるでしょう。また、学部選択のミスマッチを解消するために「総合入試」を導入していて、1年次は全学教育科目を学び、2年次から専門分野を選択して進めるので、獣医師以外の職業を選択肢に入れている人でも安心して入学できます。

獣医学部は主に小動物臨床・基礎獣医科学・生命科学・感染症分野を強みとしていて、動物医療センター(動物病院)や人獣共通感染症国際共同研究所など、最先端技術を学べる研究機関を有しています。さらに、国際獣医師育成のための海外派遣制度を設けており、連携しているエジンバラ大学・カセサート大学・チュラロンコン大学・ザンビア大学・コロラド州立大学と学生の派遣・受入を行っています。国際感覚が身につき、俯瞰力や汎用力を身につけられるので、グローバルに活躍できる獣医師を目指せるでしょう。

北海道大学 獣医学部は「日本全国・世界各国から人が集まる環境で学びたい」「獣医師になろうか悩んでいて、他の理系科目も幅広く学習してみたい」「小動物や感染症に興味があり、最先端の考え方や技術力を習得したい」という人におすすめです。

帯広畜産大学 畜産学部 獣医学ユニット

帯広畜産大学は国立大学で、「食の安全を守り、人々の健康向上へ貢献すること」を使命としており、「農場から食卓まで」の幅広い視点を持つ人材の教育に力を入れています。畜産フィールド科学センター、動物医療センター、動物・食品検査診断センターなど多種多様な研究機関を持っていて、あらゆる観点や技術力を有する獣医師を目指すことができます。さらに、「総合ウマ科学教育プログラム」を導入しており、馬に関する専門教育を受けられることも大きな特色です。

畜産学部 獣医学ユニットは「臨床獣医学分野及び人獣共通感染症をはじめとした公衆衛生学分野に貢献できる獣医師の養成」を目的としており、他大学の獣医学部と比べると感染症や衛生に重きを置いていることが特徴です。また、日本の獣医・畜産系大学で唯一となる原虫病研究拠点「原虫病研究センター」を有していて、原虫病からヒトや家畜を守る研究が日夜進められています。北海道大学獣医学部と連携しているので、ITを用いて双方向遠隔授業を行ったり、北海道大学の教員が帯広畜産大学で教鞭を執ったりする点も魅力です。

帯広畜産大学 畜産学部 獣医学ユニットは「人々の食の安全を守りたい」「産業動物の中でも馬を専門的に研究したい」「感染症や原虫病に関する研究に取り組みたい」という人におすすめです。

酪農学園大学 獣医学類

酪農学園大学は私立大学で、原始林を有する道立自然公園(野幌森林公園)に隣接しており、東京ドーム28個分以上の広さを誇るキャンパスが魅力です。JR札幌駅から5駅先にある大麻駅より徒歩で約15分と、都市部へのアクセスに便利です。「健土健民(健やかな土地から生み出される健やかな食物によって、健やかな生命が育まれる)」という建学の精神のもと、自然豊かな環境でのびのびと勉学に励めます。

獣医学類は産業動物医療に従事する臨床獣医師の養成を目的として開かれたので、特に乳牛を中心とした産業動物の研究に力を入れています。1964年に獣医学類が設置されてから、のべ約7,000人もの獣医師を輩出した実績があります。また、実習教育の中心となる附属動物医療センターでの診療頭数は、全国の獣医系大学の中でも常にトップクラス。附属の動物医療センターの2022年度の年間診療頭数は約55,000頭で、日本の獣医系大学の診療頭数では2位に4倍以上の差をつけて圧倒的1位を誇ります。

酪農学園大学 獣医学類は「少し札幌駅から離れた、静かな環境で勉強したい」「産業動物や畜産に強い関心がある」「実習や医療の現場では1頭でも多く動物に接したい」という人におすすめです。

北海道の獣医学部の偏差値について

北海道の獣医学部の偏差値について

マイナビジョンが公開している2023年度前期での各大学の偏差値を、ランキング形式でご紹介します。偏差値が高い順に並べて表にしたところ、以下のような結果になりました。なお、計測方法によって数値が変動しますので参考までにお考え下さい。

順位 大学名 偏差値
1 北海道大学 71~72
2 帯広畜産大学 66~67
3 酪農学園大学 61~64

国立大学である北海道大学と帯広畜産大学が、ランキング上位に位置していることが分かります。特に北海道大学は旧帝大という箔が付いており、世界最先端をリードする数々の研究実績を挙げていて魅力は群を抜いていると言えるでしょう

獣医学部偏差値の紹介と獣医大学選定のポイントについて

北海道大学獣医学部の人気が特に高い理由

THE ⼤学インパクトランキング2023」の総合ランキングで対象とされた世界1,591大学中22位、4年連続で国内1位にランクインするという華々しい功績を収めている北海道大学。
参考:https://www.hokudai.ac.jp/news/2023/06/the20232241.html

「獣医学部 北海道」と検索すれば、北海道大学獣医学部に関するサイトが上位を占めることからも、その人気の高さがうかがい知れます。獣医学部を設置している大学は日本全国にありますが、中でも北海道大学は特に人気が高いのは何故でしょうか?その理由を3つご紹介します。

1.北海道や札幌という立地が魅力的

獣医学部が属する札幌キャンパスは、ショッピングやレジャー施設などが充実しているJR札幌駅から徒歩でわずか7分と距離が近いです。また、JR札幌駅からは新千歳空港まで直通の電車が運行しているので帰省しやすく、他の都府県からも学生が集まりやすいです。

さらに、東京や大阪など他の都市部と比べると夏の北海道は湿度が低く、ジメジメとした嫌な暑さにはなりづらいです。冬は雪の日が多くて本州以南よりも気温が低いものの、ウィンタースポーツが手軽に満喫でき、日帰りでスキーやスノボに出かけられます。また他県にはない非常に雄大な自然を1年中堪能できる点も魅力です。極端に寒さが苦手でなければ、北海道は便利で住みやすい土地だと言えるでしょう。

2.教育水準が高く、国際的に通用する人材を目指せる

北海道大学獣医学部・帯広畜産大学共同獣医学課程が実施する獣医学教育は、2019年12月11日に欧州獣医学教育機関協会(EAEVE:European Association of Establishments for Veterinary Education)による認証を取得しました。これは実施している獣医学教育が欧州水準、つまり国際通用性を有することを意味しています。
参考:https://www.vetmed.hokudai.ac.jp/project/ivep/applicability/EAEVE/

EAEVEの評価を受けると「卒業する獣医師の質と提供する獣医療を信頼できる」「学生の受ける教育が一定以上の水準に達している」といった事項が保証され、世界に通用する高い技術力や豊富な知識を持つ人材へ育てられることが証明されます。

3.就職実績が豊富

2021年4月〜2022年3月の間に北海道大学獣医学部を卒業した人の就職先は、北海道・農林水産省・住友化学・中外製薬・日本ハム・ヤクルト本社・北海道大学動物医療センター・みなみ北海道農業共済組合などが挙げられます。
参考:https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/0010/shinro/

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