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獣医師の魅力・やりがいは?仕事のつらさや悩みの解決方法も解説

獣医師の魅力・やりがいは?仕事のつらさや悩みの解決方法も解説

「仕事が楽しく感じられないときがある……」「自分は本当に獣医師に向いているのだろうか?」といった悩みをお持ちの獣医師の方はいませんか。

漠然とした将来への不安や職場環境への不満などで、憧れだった獣医師の職業に対してやりがいを見出せなくなる瞬間があるかもしれません。

しかし、獣医師は病気やケガから動物を救える唯一の存在であり、やりがいを感じられる魅力的な仕事です。

本記事では獣医師の魅力ややりがいを再確認するとともに、獣医師に向いている人の特徴もまとめています。

獣医師が働きやすくなる解決策も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

獣医師の仕事が魅力的だと感じる理由

獣医師の仕事が魅力的だと感じる理由

ここではまず、獣医師の魅力についてを振り返ってみましょう。

獣医師の魅力的なポイントは主に以下の3つです。

・動物とふれあいながら仕事ができる
・専門性が高く活躍分野が広い
・独立開業を目指せる

学生時代に「自分も獣医師になりたい」と思ったときの気持ちを、ぜひ思い出してみてください。

獣医師が素晴らしい仕事だと再確認できれば、新たな気持ちで業務に臨めるでしょう。

動物とふれあいながら仕事ができる

獣医師の最大の魅力ともいえるのが、大好きな動物と一緒に過ごせることです。

自分が治療した動物が健康を取り戻し元気に走り回る姿を見ることは、獣医師にとって大きな喜びです。

また動物の新しい命の誕生に立ち会えることは、かけがえのない幸せな瞬間といえます。

いつでも近くに動物たちがいる環境は、動物好きな方にとって魅力的な職場環境だといえるでしょう。

専門性が高く活躍分野が広い

獣医師の知識は専門性が非常に高いです。

その専門性を活かしさまざまなフィールドで活躍できることも、獣医師の魅力の一つです。

具体的な獣医師の勤務先や業務内容には、以下のようなものがあります。

・動物病院での診察・治療
・動物園や水族館での動物管理・治療
・産業動物の管理
・野生動物の保護・研究
・公務員獣医師として公衆衛生の向上
・製薬会社で実験動物の管理・研究

街の動物病院での診療はもちろん、獣医師として動物園や水族館などに勤務することも可能です。

産業動物(豚や牛など)の診察・治療をおこなうのも獣医師の仕事で、この場合は公務員として勤務するケースもあります。

獣医師の業務範囲については、以下の記事でも詳しく解説しています。

獣医師の仕事内容とは?動物病院や公務員、製薬会社などの獣医師の仕事をわかりやすく紹介

独立開業を目指せる

勤務獣医師として経験を積めば、いずれ独立開業し自分の動物病院を持つことも夢ではありません。

独立開業した場合、年収1,000万円以上を目指すことも可能であり、勤務獣医師に比べて高所得になる可能性が高まります。

獣医師としての経験値がアップしたり、より大きなやりがいを感じられたりする点も独立開業のメリットです。

獣医師が年収1,000万円以上を達成する方法については、以下の記事を参考にしてください。

獣医師は年収1,000万稼げる?平均値や給与アップのコツを解説

獣医師のやりがい3選

獣医師のやりがい3選

獣医師が感じる仕事のやりがいは、主に以下の3点です。

・動物の一生に寄り添える
・飼い主に感謝してもらえる
・社会貢献できる

充実感を覚えるポイントは人それぞれ異なります。

自分なりのやりがいを見つけられると、より仕事を楽しめるようになるでしょう。

動物の一生に寄り添える

獣医師は動物の健康を支え、その一生に深く関わる仕事です。

動物が生涯を終える瞬間まで飼い主とともに立ち会うこともあるため、責任の重さを感じるシーンも多いでしょう。

大変なことも多い反面、主治医として多くの困難を乗り越えることは、大きなやりがいにつながります。

飼い主に感謝してもらえる

動物の治療が成功し元気になったとき、飼い主から感謝の言葉をもらえることが獣医師にとっては大きな喜びです。

飼い主の笑顔や「ありがとう」という言葉が、日々の仕事に対するモチベーションにつながります。

動物の健康を守るだけでなく、飼い主の心の支えとなることも大切な獣医師の仕事です。

社会貢献できる

獣医師の仕事のなかには、地域社会や食の安全を守る社会的意義の高い業務も存在します。

たとえば、獣医師による狂犬病予防接種の呼びかけや動物虐待の防止活動は、結果として地域社会の安全を守ることにつながります。

ほかには食肉となる家畜の病気予防や管理も獣医師の役割となっており、畜産の現場においても欠かせない職業のひとつです。

さまざまシーンで社会貢献できる獣医師は、やりがいを感じる瞬間も多いでしょう。

獣医師に向いているのはどんな人?

ここでは、獣医師に向いている人の傾向を紹介します。

以下の4つに当てはまる人は、獣医師として活躍できる可能性が高いといえます。

・動物が好きな人
・向上心が高い人
・コミュニケーションが円滑に取れる人
・メンタルが安定している人

獣医師が向いている人や、求められる適性については以下の記事でも詳しく解説しているのであわせて参考にしてください。

獣医はどんな人に向いている?獣医師に求められる適性について

動物が好きな人

「動物が大好き」という気持ちは、獣医師になるうえで最も重要です。

動物の気持ちを理解することは適切な治療をおこなう際に必要であり、そのためには動物に寄り添う心が欠かせません。

動物を守りたいという強い意思を忘れずに、真摯に業務に取り組むことが大切です。

向上心が高い人

獣医学の世界は日々進歩しているため、新しい知識や技術を学び続ける必要があります。

そのため、向上心と学習意欲を常に持っている人が獣医師に向いています。

新しい治療法や薬剤の情報を積極的に収集し、最新の知識を身につけることで、動物たちの命を救える可能性が高くなるでしょう。

コミュニケーションが円滑に取れる人

獣医師は動物だけでなく、飼い主とのコミュニケーションも非常に重要です。

動物の状態を飼い主に正確に伝え、治療計画を理解してもらう必要があるためです。

飼い主の不安や悩みを聞き、心のサポートをすることも求められるので、良好な人間関係を築けるコミュニケーション能力が欠かせません。

メンタルが安定している人

獣医師は治療中につらい場面に遭遇することがありますが、そのようなシーンでも安定したメンタルを保つことが大切です。

動物の容態が急変したり、治療がうまくいかなかったりして、どうしても助けられないケースがあります。

つらい状況でも冷静さを保ち、適切に飼い主のフォローをおこなわなければなりません。

獣医師をしている以上、動物の死との直面は避けられないので、自分のメンタルを保てる方法を見つけておくとよいでしょう。

獣医師のつらさ

獣医師のつらさ

獣医師には多くの魅力とやりがいがありますが、一方で仕事のつらさを感じる瞬間もあります。

以下の3点には、多くの獣医師がつらさを感じています。

・ずっと勉強を続ける必要がある
・残業が多い
・動物との別れがある

獣医師としてステップアップするためは、これらの要素を自分で乗り越える力が必要です。

ずっと勉強を続ける必要がある

獣医師として最新の情報を習得するためには、学会に参加したり専門書を読んだりするなど継続的な取り組みが必要です。

日々の業務において新しい病気や症例に遭遇することもあるので、さまざまケースに対処できるよう自己研鑽を続けなければなりません。

また、動物の種類や飼育環境も多様化しており、それぞれの動物にあわせた治療をおこなうための知識も学ぶ必要があります。

獣医師は国家資格を取って終わりではなく、知識のアップデートが必要な職業だと認識しておきましょう。

残業が多い

動物病院に急患の動物が来院するのは日中だけではないため、残業や夜間勤務が発生することはよくあります。

ときには休日の呼び出しに対応することもあり、勤務時間が長くなってしまうこともあるかもしれません。

獣医師の数や営業時間の関係などで拘束時間が長い動物病院もあるため、就職・転職の際には残業規定や勤務形態について確認しておくことがおすすめです。

動物との別れがある

獣医師が精一杯力を尽くしても、残念ながらすべての命は救えません。

誠意を持って深く関わっているほど、動物の死は獣医師にとっても大きな心の傷になるでしょう。

動物との別れを避けることは難しいので、獣医師の宿命として受け止めるほかありません。

仕事に悩む獣医師におすすめの解決策

獣医師の仕事が好きだけれど「つらく感じることもあり今後の働き方について迷っている」という方へ、2つの解決策を紹介します。

・先輩獣医師の体験談を参考にする
・獣医師専門のキャリアアドバイザーに相談する

ひとりで悩まずに、相談できる場所を見つけておきましょう。

先輩獣医師の体験談を参考にする

仕事の悩みを解決するためには、先輩獣医師や獣医師仲間に相談し、体験談を参考にしてみるのがおすすめです。

悩みを相談できる獣医師仲間が近くにいないときは、SNSで交流できる人を探してみるのもひとつの手段です。

XやYouTubeなどで、獣医師としての体験談やさまざまなトピックを共有しているアカウントが複数あります。

獣医師の資格を持つインフルエンサーが、よくある悩みを解説したり業務に参考になるYouTube動画をアップしていたりするので、チェックしてみるのもよいでしょう。

自分も獣医師としてのアカウントをつくり、SNS上で相談できる仲間を見つけるのもおすすめです。

獣医師専門のキャリアアドバイザーに相談する

獣医師としての働き方に悩んでいる方は、キャリアアドバイザーに相談するのが得策です。

無料で相談に乗ってくれるサービスもあるので、まずは一度話しをしてみるとよいでしょう。

自分ひとりではなかなか解決できないことも、第三者に相談することで新しい道が開けるかもしれません。

獣医師専門のキャリアアドバイザーをお探しの方は、ぜひベットエージェントのをチェックしてください。

獣医師は多くの魅力を感じられる職業

動物が好きで獣医師になったのに、一時的に仕事が楽しめなくなってしまうことは誰にでも起こり得ます。

獣医師は動物に寄り添う大事な役目を持っており、誇りを持てる仕事です。

働くモチベーションを保つため、獣医師の魅力を再確認してみてください。

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